潰瘍性大腸炎と口内炎と漢方薬
潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に、ビランや潰瘍が出来る炎症性疾患です。
よく見られる症状は、下痢と腹痛と出血を伴う下痢です。
重症化すると、発熱、体重減少、貧血なと゜の全身症状がみられます。
病変は、直腸から結腸さらには口まで広がります。
発症すると、比較的症状が落ち着き普段の生活が出来る「寛解期(かんかいき)」と、症状が悪化する時期を繰り返します。
発症しやすい年齢は、男性では、20歳から24歳、女性では、24歳から29歳です。
①西洋医学的には、内服薬による治療が行われています。
腸の炎症を静める5-ASA製薬が使用されます。
従来からのサラゾスルファピリジン(サラゾピリン)と、その副作用を軽減するために開発された改良新薬のメサラジン(ペンタサやアサコール)があります。
後は、副腎皮質ステロイド薬、免疫調節抑制薬、抗TNFα受容体拮抗薬などの医薬品が使用されます。
これらの効果が薄い場合は、血球成分除去療法(透析療法)などが行われています。

②漢方医薬学的には、漢方薬の服用による全身の体質改善がおこなわれます。
筑波大学の発表では、漢方生薬の「青黛 (せいたい) 」の内服と、西洋薬の併用が潰瘍性大腸炎に良い効果を示すそうです。
近年の青黛研究では、「体内の活性酸素 (フリーラジカル) の除去作用」 に優れていることが判明しています。
漢方では、青黛は、太古より、清熱解毒作用のある薬草として知られており、抗炎症作用、抗菌作用、抗ウイルス作用には定評があります。
日本では、葉っぱの部分の青黛はもっぱら染料として使用されており、根っこの部分の板藍は漢方として使用されています。
青黛をお飲みになりたいときは、かかりつけの医師にご相談くださいね。
漢方では、青黛の根っこは、板藍 (ばんらん) としてお茶やのど飴、青黛の葉っぱは、大青葉として、かぜ予防や各種の炎症性疾患や感染症対策に大活躍しています。
髙木漢方(たかぎかんぽう)では、潰瘍性大腸炎に対する漢方薬による体質改善のご相談も承っております。
何かとお悩みの時は、当店までお気軽にお越しになりご相談くださいませ。
当店では、板藍茶や板藍のど飴なども販売しており、今年の冬も、カゼ予防、インフルエンザ対策 には欠かせません。
髙木漢方(たかぎかんぽう)の漢方薬の使用例
33歳 女性
ここ数年、下痢と口内炎を繰り返す。
病院では、潰瘍性大腸炎であるといわれている。
病院の薬は、毎日飲んでいる。
現在の症状は、下痢、粘液便、排便後すっきりしない、またすぐにトイレに行きたくなる。
時々、強い腹痛がある。
口内炎がひどい。
口腔内に、潰瘍があり、痛みしみるを繰り返す。
口内炎と下痢をなんとかしたくて、ご相談にみえた。
漢方的に見立てると、血虚と心気虚と脾虚と衛気虚と腎虚などの体質が見られたので、それらの悪い体質を改善するために、
当店の漢方薬を飲んでいただいた。
当店の漢方薬を飲んで、一か月後にご来店。
「口の中が口内炎だらけだったのが、小さいのが2か所だけになった。」
「下痢が軟便に変わった。」
さらに、一か月後にご来店。
「口内炎は、小さいのが1か所残っているが、再発なし。」
「何回もトイレに行っていたのが、無くなった。」
「口内炎に漢方薬がこんなに効くとは思わなかった。」
「体調がとても良くなったので、漢方薬は続けたい。」
と喜ばれた。
子宝相談と皮膚病相談と漢方カウンセリングのできるお店
髙木漢方 創業慶応二年 横浜市中区の健康病気相談漢方薬専門店
住所 神奈川県横浜市中区石川町5丁目185 番地6
ご相談電話 045-681-5888
ご相談&お問い合わせメール
info@yokohama-kampo.com
営業時間 11:00~19:30
定休日 金
【行き方】
①JR 根岸線 石川町駅 元町口 ( 南口 ) より徒歩6分。
元町とは正反対の方向 に、首都高速の高架下の中村川 にそって進んで、亀の橋を渡らずに真っ直ぐに歩いて、車橋 ( くるまばし ) 南交差点の角 ( 石川町5丁目 ) に当店はございます。
(石川町駅南口改札前のタクシー利用で 2分です。)
②横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅より徒歩8分。
改札前のエレベーターで地上に出て、伊勢佐木町とは反対方向の打越の坂道 ( 山元町、根岸森林公園方面 ) に向かって歩いて車橋のたもとに当店はございます。
又は、駅改札前のエレベーターで地上に出て、目の前のバス停より「103 根岸台、103根岸駅」( 横浜駅東口発 ) に乗って、2番目の「石川町5丁目」 のバス停にて降車してください。
石川町5丁目のバス停の前に当店はございます。
横浜の漢方薬 髙木漢方(たかぎかんぽう)ホームページ

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